リーダーシップの取り方

個人事業主等で一人で仕事をしていく際にはそれほど重要ではありませんが、組織に属して働く場合などにおいて上の立場になり部下を持つようになると、リーダーシップについて相応の責任を持つようになっていきます。この際に求められるものとして、決断力があるかどうかが重要になってきます。従業員の中にはどんな職種であれいろいろな考え方を持つ人がいます。その意見をすべて取り上げることは現実問題としてできませんから、2つ以上の意見が出ればどちらかを選択しなければならないということになります。こうした際に、リーダーシップを取らないといけない立場の人が決断できないようでは組織が前に進みません。

また、こうしたリーダーシップを取る人に求められる要素として、困った時に頼りになる人だということが挙げられます。決断をすることとも関連がありますが、いざというときに先延ばしにしたりあるいは逃げてばかりでも組織が上手く回りません。先延ばしにしていいような場合であればともかく、対外的に対応しないといけないような仕事、たとえば接客業などにおいてはその対応の仕方を間違えれば後々難しい問題になって返ってきます。内部の問題であれば先延ばしは出来ても、外部が絡む問題となると何らかの決断をしなければならないですし、しかも迅速な対応が求められるところです。責任ある立場になれば、その立場に応じて対処が必要だということを肝に銘じる必要があります。